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この運航では、機長及び運航管理者は着陸可能な空港から1発動機不作動の巡航速度で60分を越える地点に到達する前ごとに関係する空港の気象状況等を確認する必要があるため、通常の便の表示に、着陸可能な空港から60分及び120分の円を描いている。
ETOPS適用機種及び路線
B767型機
日本−グアム、オーストラリア、デンパサール等
(5)無線到達範囲表示
会社無線及びACARS(衛星を用いたACARSを除く)は、VHF無線を使用している関係で、洋上等の“NOCOW”エリアを飛行しており、通信可能となった時点で無線交信を行ったりACARSのUPLlNKを開始する必要がある。このため、地図上に会社無線局や、RGSを中心とした円を描き、その円内が無線の到達範囲として運用している。
(6)ハイジャック表示
ACARS搭載機において、機上である操作を行うことにより、地上システムにハイジャックメッセージが送られる。このメッセージをもとに、担当運航管理者のATRAS画面のみ便マークの色が赤色表示され、かつ、CAUTIONメッセージが表示される。
?画面表示
1)便表示
?画面表示
1)便表示

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